ロレックスを中古で買う際の注意点

「ROLEX」はスイスの高級腕時計メーカーです。古くから世界中で愛されており、日本でも圧倒的人気を誇っていますが、欲しくても手が届かないという人は多いのではないでしょうか。そんな時は、比較的安価で手に入る「中古」で探してみることをおすすめします。とはいえ、中古でもかなり大きな買い物となるので、購入する際にはいくつか注意が必要です。

人気の理由は「高級品だから」というだけではない

世界には他にもたくさんの高級時計がある中、どうして「ROLEX」が圧倒的人気を誇っているかと言いますと、高い「機能性」に惹かれている人が多いからです。例えば人気モデルである「デイトナ」は、自社製の「パラクロムヘアスプリング」という部品を用いており、標準の10倍もの耐衝撃性を実現しました。また温度変化や磁器の影響を受けにくく、高い時間計測の精度を可能にしているのです。ダイバーズウォッチとして人気の「サブマリーナ」は、シンプルで洗礼されたデザインもその人気の理由ですが、なんといっても高い「防水性」が評価されています。時計の心臓部を保護するオイスターケースは、300mもの防水を誇る頑丈な作りです。マリンスポーツやフィッシングを嗜む人たちだけでなく、プロのスポーツ選手にも愛用されているモデルです。機能性やデザイン性が認められているからこそ、その資産価値も高く、いざ売却をしようとした時に高く買い取られるのも人気の秘密です。また世界中にファンがいることから、時には購入した価格以上の値段で買い取られることもあります。古くなっても稀少なアンティーク品として扱われるため、数十億の値段がついたものもあります。

中古を選ぶ時にはまずは保障内容から

ロレックスは製品自体のクオリティが高いので、壊れることなくユーズド品として出回ることが多いです。毎日身につけるものなので、第一に見た目を重視して選びたいところですが、もしもたまたまその商品が安かったら、どこか不具合があるのではないのか心配になります。そこで、中古品を探す時にはいくつかのポイントを見るようにしましょう。まず「付属品」のチェックをします。ロレックスはメーカー国際保証書の重要性が高く、これが有るのと無いのでは、十万円単位で価格が変わってきます。しかし、コンディションの良し悪しよりも重要視されている点から、安くても商品自体には問題がないことが多いです。メーカー国際保証書がなくてもいいという人は安価で手に入れることができますが、売却をする時には驚くほど価値が落ちてしまっている可能性があるので注意が必要です。またユーズド商品は、メーカー保証が既に終わっているものがほとんどですので、これとは別に購入店舗での保障内容も確実にチェックしてください。せっかく奮発して購入したものが、数か月で壊れて泣き寝入りしてしまうということがないよう、なるべく長い期間保障してくれる店舗を選びましょう。

シリアルナンバーとコンディション

同じモデルでも製造年により値段が変わります。特にロレックスはロングセラーのモデルが多いので、製造年は幅が広いですが、新しいものほど高くなる傾向にあります。これらはシリアルナンバーにより確認することが可能です。1997年以前のもので、素材として「トリチウム」が使用されていたものが、近年取引価格が高くなっています。しかし、メンテナンスを行う際に「ルミノバ夜光」に交換されている可能性があるので、値段の違いはこのような点でも変わってくるのです。また、購入をする際には「オーバーホール」をしているかどうかも調べておいてください。安価で手に入れられたとしてもオーバーホールがされていなかったら、別途3万円~7万円ほど費用がかかってしまいます。その他、ユーズド品ですので商品のコンディションは隈なくチェックしましょう。ネットで購入する場合は細かな傷など目に入らないことも多いので、店舗で実物を見るのが一番です。特に傷つきやすいベルトを支える「ケースの状態」、ガラスを保護するためのパーツである「ベゼルの状態」、つなぎ目に歪みの出やすい「ブレスレットの状態」には気を付けて見るようにしましょう。

まとめ

ブランド力だけでなく、機能性やデザイン性に特化したロレックスは、資産価値も高く一本は持っていたいものです。しかし、手に入れやすいユーズド品を購入する際には、トラブルを起こさない為にもしっかりと「保障内容」「コンディション」の確認をしましょう。高い買い物となるので思い切りも必要ですが、その高い品質に「購入して良かった」と思うこと間違いありません。ロレックスの通販のことならこちら